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日々広告を作っていて思うこと

by まちやん

私の仕事は広告デザインである。
媒体はチラシだったりWebサイトだったり動画だったりさまざまである。
必要とあれば、きっとデパートの屋上とかで飛んでるバルーンとかも作るだろう。

どれにするかの判断基準はただひとつ。
『どれが効果があるか』だ。

しかし、お仕事の依頼はすでに媒体が決まっていることがほとんど。
「チラシを作りたいんです」
「Webサイトがほしいんです」

それを言われるたび毎回こう思う。

「まてまて、それを決めるのはまだ早い」

なぜクライアントはすでに媒体を決めてくるのかを考えてみた。
恐らく予算的なものもあるだろうが、業界的にそれをしている人が多いからとか、今はやっぱりこれでしょうとか、そういう理由だと思う。
しかし、それで決めてしまうのは浅はかというもの。
同じようなことをして大成功しているところはあるか?
近いところで見てみてほしい。
たぶんない。

劇的な大成功をしたなら真似すればいいと思うが、そういう例はあまりないもの。
で、たまにチラシを打ってすごい集客を得たり、Webサイトを立ち上げて成功しているところはあると思うが、成功した理由はチラシだったりWebサイトそのもののおかげではない。
これはもう、広告制作を仕事にしているものなら誰でもわかると思うが、大事なのは当然『中身』である。
ターゲットに絶妙に刺さるように仕向けられた中身こそが成功の理由の80%を占めている。

「いや、そんなことはわかってます。中身には自信があるからそれを広めてほしいんです」
って思われるかもしれませんが、残念なことにそれがターゲットからずれてしまっていることが思った以上に多い。ターゲットからずれているとはつまり、ターゲットに刺さらないのである。

私からの希望は、私たちの仕事はそれを正して適切な対処を提案し実行することなので、ある程度信じてまかせてほしいのと、「一回の賭け」はやっぱり無謀なので、そこそこ長期的に携わらせて欲しい。

逆に想像してみて欲しい。
自分だったら、特に意識していなかったもののチラシが新聞に入っていたくらいで「あ、買おう」ってなるだろうか。心の移ろいにはいろいろな準備と仕掛けが必要なのである。

どうせ携わるなら効果を出したい気持ちはクライアントと同じ。
じっくり作戦会議をして、然るべき対処を思いつきたいので、できれば早めに相談だけでもしてほしい!
と、日々広告を作りながらそう思うのでした。

ナマケモノくん

ふーん、結構いろいろ考えてんのね。

まちやん

そうだよー。だって効果だせない仕事なんてやってて楽しくないでしょう。

ナマケモノくん

そうだね、どうせやるなら楽しい仕事したいもんね。適当にやってお金だけもらうなんて楽しくないもんね。

まちやん

そうだよ。それならどっかのスーパーでレジ打ちしてた方がなんぼか楽だし安定してるよ。

ナマケモノくん

今の若者も就職先を選ぶのに、お金や待遇よりやりがいを気にするみたいね。

まちやん

やりがいなんて、誰かに与えてもらうんじゃなく自分で見つけるもんだよね!

ナマケモノくん

いいこと言うじゃん!


まちやん
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